BtoB広告の年間計画のための参考資料

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BtoB広告の上期と下期の動向
BtoB企業の広告配信において、4月〜9月(上期)と10月〜3月(下期)で異なる傾向が確認されました。
これを踏まえ、BtoBの商習慣を加味しながら上期・下期において最適な戦略を検討します。
分析結果の概要
※詳細は資料をダウンロードしご確認ください。
上期、下期で比較すると上期の方が広告効果が良くなりやすい傾向があります。
上期は下期の広告効果を高めるための準備期間としての役割も担っています。
CTR(クリック率)は4⽉〜9⽉(上期)の⽅が⾼い
→ ユーザーの関⼼が⾼まりやすくサイトへの誘導効率が良い傾向がある。
CPM、CPC、CPAは10⽉〜3⽉(下期)の⽅が⾼騰
→ 上期と比べて表示単価、クリック単価、CV単価などが上昇する傾向がある。
BtoB業界の商習慣との関連 上期
4⽉〜9⽉ 新規顧客開拓・リード獲得の最適期
4⽉〜6⽉(Q1)のユーザー動向
- 企業の新年度開始に伴い、新しいシステム・サービスの導⼊を検討する時期。
- 新規ベンダーの選定や情報収集が活発化し、リード獲得に適した時期。
施策と傾向
- CTRが⾼く、CPAも⽐較的低い
- 新規オーディエンス配信を強化の推奨時期。
7⽉〜9⽉(Q2)のユーザー動向
- 企業が半年の予算を⾒直し、投資判断を⾏う時期。
- 決算前の企業が広告予算の最適化を図る。
施策と傾向
- リターゲティング配信を調整し、獲得したリードを温める時期。
BtoB業界の商習慣との関連 下期
10⽉〜3⽉︓検討・決裁・予算執⾏の時期
10⽉〜12⽉(Q3)のユーザー動向
- 企業の下半期スタートで、意思決定が加速。
施策と傾向
- 年末(12⽉)が近づくにつれ、リターゲティングの効果が⾼まる。
- CPM・CPCが上昇しやすく、新規獲得にはコストがかかる。
1⽉〜3⽉(Q4)のユーザー動向
- 企業の予算消化に伴い、意思決定が増える時期。
施策と傾向
- CPAが最も⾼くなるため、低コストで成果を出すためにリターゲティングのボリュームを増加。
- 3⽉は新年度に向けた最終調整が⾏われるため、購買決定が加速する。
まとめ上期・下期の考察とQごとの戦略
BtoB向けの広告戦略は、企業の購買サイクルや予算執⾏のタイミングを考慮することが重要です。
4⽉〜9⽉は新規リード獲得に集中し、10⽉以降は今までのサイト来訪者をリターゲティングして
成果につなげる戦略が最適です。
期間 戦略
- 4月〜6月 新規リード獲得強化(認知拡大・ホワイトペーパー・資料請求)
- 7月〜9月 サイト来訪者へのターゲティングの準備
- 10月〜12月 サイト来訪者へのターゲティングの強化(意思決定層へコンバージョン促進)
- 1月〜3月 予算消化の商談増加を狙う(導入相談・無料トライアルの提供など)