検索連動型広告(リスティング広告)との効果比較
リスティングを実施しているが効果が出づらい
製造業様で実施したエクスリードと検索連動型広告(リスティング)を同時に利用した効果検証となります。
リスティングを実施している企業様から、
「リスティングを実施しているが、効果が出づらい」
と言ったご相談をいただくことがあります。弊社でも、なぜそのような状態になるのか?と疑問に思い、商材ごとで比較してみました。
BtoB企業(製造業、IT系商材、SaaS商材など)様で、DSPやリスティングをご検討のお客様は、ご検討時の参考材料にご活用いただければ幸いです。
比較方法に関しては、製造業の企業様でリスティング広告とエクスリードのターゲティング広告を併用し、4商材を同期間、同予算で広告を実施し、それぞれの商材ごとのコンバージョンの発生数にどのような違いが出たのかを検証しています。
広告利用(調査対象)の商材
- 製造業企業様向けの組み込み商材、装置
- 検査機器など
調査対象の4商材の条件
- A 低単価商材 汎用性のある商材、状況により追加発注が必要な商材
- B 低単価商材 特定業界向けの商材
- C 高単価商材 特定の状況下で利用する商材
- D 中単価商材 特定の状況下で利用する商材
上記の低単価、高単価はクライアント様が販売している商材内での商品単価の比較となります。
広告配信の予算割合の違い
リスティングの予算割合
エクスリードの予算割合
リスティング(検索連動型広告)は、検索したユーザーに対して掲載する広告となります。
そのため、検索頻度が高い汎用性が高く低単価となるA商材と、特定業界向けの中単価商材のD商材での検索ボリュームが多くなりました。
低単価とは言え、特定業界で利用されるB商材や、特定業界向けの高単価のD商材での検索数は全体予算からみると消化は少なめとなりました。
一方、エクスリードの配信では、検索しているしていないに関わらず、指定した特定の職種や業種のユーザー(ターゲット)がWEBサイト(メディアやブログ等)を閲覧している時に広告を掲載する仕組みとなります。
そのため、低単価、高単価、検索頻度に関わらずターゲットユーザーに向けて、ほぼ均等に広告が掲載できるように設定し、その設定通りの広告掲載(広告配信)となっています。
比較した結果、特に力を入れたい商材が検索頻度の高い商材であれば、リスティングで広告を掲載するチャンスがありますが、検索頻度が低く、高単価商材の場合は、広告が掲載しずらい結果となります。
広告結果の比較
製造業の商材で実施したリスティング広告とエクスリードの配信比率は、上記の通りとなりますが、広告結果に関してはまた違った結果となっています。
ダウンロード資料には、低単価商材、中単価商材、高単価商材のそれぞれのコンバージョンの比率も記載しております。