そのサイト、広告成果が計測できない仕様になっていませんか?
ランディングページとサンクスページのドメイン違いに注意
Web広告で問い合わせ獲得を行う際、次のような状況が起きることがあります。
- 実際には問い合わせや資料ダウンロードが発生している
- しかし広告の管理画面では成果が計測されていない
- 広告の効果が正しく評価できない
この原因として非常に多いのが、ランディングページとサンクスページのドメインが異なることです。
広告成果の計測は「到達ページ」で判定される
広告の成果は一般的に、
- 問い合わせ完了後に表示されるページ(サンクスページ)
への到達をもとに計測されます。
つまり広告運用では、
サンクスページまで正しく到達し、成果として紐づけられる構造になっているか
が非常に重要です。
ドメインが変わると成果が正しく紐づかないことがある
例えば以下のような構成です。
- 広告用LP
例 example.com - フォーム通過後サンクスページ:別のドメインで表示される
例 form-service.jp/thanks/
この場合、ユーザーが問い合わせや資料ダウンロードを完了していても、広告側では「広告経由の成果」として認識できないことがあります。
結果として、問い合わせや資料ダウンロードは入っているのに広告成果が”0(ゼロ)”になってしまう
という問題が発生します。
※なお広告成果は、クリック直後の問い合わせや資料ダウンロードだけでなく、広告接触後に再訪して発生する問い合わせも含めて評価されます。ドメインが分断されると、こうした成果も正しく計測できなくなる可能性があります。
ホームページ担当者や制作会社側で見落とされやすいポイント
この問題は特に、
- フォームを外部ツールで作成している
- サンクスページが別サービス側で表示される
- 広告計測を前提に設計されていない
といった場合に起こりやすくなります。
UI/UXやデザインも素晴らしく、Webサイトとしては正常に動作していても、広告運用上は成果が正しく取れないケースがあるため注意が必要です。
HubSpotフォームなどiframeフォームには追加の落とし穴がある
最近はMAツールの普及によりHubSpotなどの外部のフォームツールを利用する企業も増えています。
ただしHubSpotフォームは多くの場合、
- iframe形式で埋め込まれる
- フォーム内部の送信イベントが外部から取得しにくい
という特性があります。
そのため
- GTM(グーグル・タグ・マネージャー)で送信ボタンのクリックを拾ってタグ発火する
- フォーム送信イベントをトリガーにする
といった計測がうまく動作しないケースもあります。
※フォームが表示されていても、計測が成立するとは限りません。
つまり、
「GTMを入れれば何とかなる」とは限らないという点も注意が必要です。
最も確実な対策:サンクスページは必ずLPと同一ドメインに置く
問い合わせ獲得広告で最も安定する構成はシンプルです。
LPとサンクスページを同一ドメイン内で完結させること
- LP:example.com/exlead/
- サンクス:example.com/exlead/thanks/
この形であれば広告の成果判定情報が途切れず、
- 正確なCV計測
- CPA評価
- 配信最適化
が成立します。
まとめ:広告配信では「計測できる導線設計」が前提です
広告運用で成果を正しく評価するには、
- 問い合わせや資料ダウンロードができること
だけでなく
- 広告成果として正しく計測できること
が重要です。
特に
- サンクスページが別ドメインになっていないか
- 外部フォーム利用時に成果が紐づくか
は広告配信前に必ず確認することをおすすめします。